兜 家 旅 館

おいでませ、ふるさとへ

 緑ふかい山々に抱かれた、奥多摩 檜原村。南北朝時代の落人伝説を秘めた数馬の里に、当兜家旅館はあります。

 兜家の名の由来は、築300年を数える、鎧の兜のような「兜造り」の母屋。太組の柱、茅葺きの屋根は、いつの日 も人々のあたたかな団居を見守ってまいりました。そこかしこに先人のやさしさが息づく当旅館で、いまひととき、 ふるさとに戻ったお気持ちでおくつろぎください。

 本館は重厚なお部屋と大広間を備え、新館には囲炉裏付の広々とした二間続きのお部屋がございます。また、渓流 を眺められる温泉もご用意いたしました。お食事には、山菜・川魚・猪など山の幸をふんだんに用い、旬の味わいを お楽しみ頂けます。特に新館では、囲炉裏端での炭火焼料理がございます。さらに、当旅館では日本各地の銘酒20種 を取り揃えてございます。お料理と一緒に、お好みの味を探されてはいかがでしょうか。

 川のせせらぎ、鳥のさえずり、木のぬくもり。いつのまにか忘れ去っていたものが、ここにはございます。ふと疲 れたときに思い浮かぶ、みなさまの「ふるさと」になれればと存じます。奥多摩でのお泊り、また散策の一息のお食 事処として、お気軽にお立ち寄りくださいませ。